今月の任天堂ソフト

 
今年もいよいよ終わり。

思えばニンテンドースイッチが発売されたのは今年の3月。未だに10ヶ月程度しか経っていないことに驚きです。

インタビュー等でも語られていることですが、スイッチはソフトラインナップも練られたものになっていて、
本体同時の骨太ゼルダでまずは任天堂ファンへ問いかける。そこから口コミで徐々に広がるであろうところでスプラ2を発売し子供たちに認知してもらう。

落ち着いたところでマリオを発売し全年齢層に売り込む。
で、年末はゼノブレイド2を発売しハード発売直後はどうしても買うのを躊躇していた様子見しているであろうゲーマーへ普及させる。

結果的に爆発的ヒットとなり、ソフトラインナップなんか関係なく品薄状態となりこの計画は良い意味で崩れてしまったのですが。

スイッチだけでなく、任天堂全体として今年はとても活発だったように思います。
ゲームだけでなくグッズ展開、イベントなど。現状遊ぶ時間が足りず、11月に買ったガルモ4すらエンディングを迎えていない始末。


来年は落ち着いてください。お願いします。


~今月のお品書き~ 
  • 11月30日発売 カービィ バトルデラックス(3DS) ←前月書けなかったので。
  • 12月1日発売 ゼノブレイド2(Switch)
  • 12月28日発売 マリオパーティ100 ミニゲームコレクション(3DS) ←さすがに今月に収めるのは無理。来月書きます





カービィ バトルデラックス!


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カービィといえば、本編だと毎回サブゲームが入っていてこれがまた熱いのなんの。
刹那の見切りとか有名ですよね。

個人的に64のとるとるバトルとかけんけんレースが好きでした。

今作はサブゲームとはまた違ってコピー能力同士でガチで戦い合う!そう、今までありそうでなかった対戦アクションゲームなんです。

さすがに、プレイヤー同士が戦うことになるのでコピー能力のバランス等も考慮されて参戦能力に限りはありますが、「ソード使ったら誰にも負けない」みたいな戦闘狂には嬉しい1本だと思います。


今作の魅力は何と言っても収録競技の多さ
発売前はちょっと不安に思っていたのですが、いざ遊ぶと運動会のような慌ただしさがあって純粋に楽しい!と思えるゲームばかりでした。


個人的にクイズの答えに時間まで乗っていたプレイヤーが勝利となるこたえて!アクションシアターが熱くて、ウィップで敵担いでは答えのパネルから追い出す作業でSっ気発揮してます。


どのゲームも意外と最後まで勝敗が分からないゲームバランスになっていて、チーム戦だと作戦次第では最後の最後に巻き返せたりするのでネット対戦が魔窟になってそう。

特に、多くのエネルギーをロケットに詰めてより高くまで飛んだ人の勝ちとなるとばぜ!ロケットレースでは2vs.2のチーム戦だと1人のロケットを犠牲にしてもう1人のロケットにエネルギーを集中させることで2人分のエネルギーをつぎ込む作戦が存在しています。

これは公式の動画でも紹介されていたもので、割と認知されているのですが意外と敵が行っている場合に気付けない。

自分たちの行動だけでなく、相手側の作戦を読むこともまたチーム戦の場合は重要になってきて結構精神使います。

久々に通信でみんなと盛り上がりたい!と思ったカービィ作品。






ゼノブレイド2


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はじめに書いておきますが、重要なネタバレはしてません。


今年一の問題児。いやあくまでも良い意味でです。

つい先日クリアしたので余韻に浸っているところですね。

ゼノブレイドシリーズは実質ゼノシリーズなわけですが、任天堂が関わるにようになってからはゼノブレイドシリーズとして展開されています。

同シリーズには初代にWiiで発売されたゼノブレイド、直接的なストーリーの繋がりはない2作目WiiUで発売されたゼノブレイドクロスがあります。

今回満を持して発売されたのはゼノブレイドとの繋がりをにおわせるかのようにナンバリングされたゼノブレイド2。
クロスを発売しておきながら2と銘打ってきたんですから、そりゃもう色々期待するでしょう。

今回は良かったところと不満なところ書いていきます。
文中で言う前作はゼノブレイドクロスではなく、ゼノブレイドです。


結論から先に書いてしまうとゼノブレイドという前作の壁が大きすぎた。
ゼノブレイド2としてはとっても面白くていい作品でみんなに遊んでもらいたいのに、前作の壁がでかすぎる!


・世界観

人によって違うとは思いますが、なんといってもRPGはこれがミソ。次点で戦闘システム。

雲によって埋め尽くされている雲海とその雲海の上を漂う複数の巨大生物アルスによってなりたつ世界アルスト。
人々はそのアルスの上に文明を築き暮らしています。1体のアルスで1つの国になっていて、アルスによって作物が育ちやすいとか、気候が乾燥しているとか地球のように特徴を持っています。

そんなアルスがアルストの中央にある世界樹を中心に周回していて、イメージはまさに太陽系です。

前作ゼノブレイドはアルスよりも遥かに巨大な(フィールドの広さ的に)2体の神の骸によって成り立っていたので、ある意味ではいろんなアルスを巡れるゼノブレ2の方がワクワクしてました。


主人公レックスは雲海に潜り海底のお宝やそれに準じた素材、物質を集めるサルベージャーとして働いています。
ある日、いつものようにサルべージャーとして受けた仕事の依頼人が物語のキーパーソンとなるイーラの面々。
任務先で天の聖杯と呼ばれるブレイド、ホムラに出会うことになります。

・・・と、続きは実際に遊んでもらうとして、



・メインストーリー

ストーリーの作り方はさすがモノリス、さすがゼノブレイドと率直に思いました。

特にサブクエストはブレイドに関するものもあるので、メインストーリーだけが魅力じゃないのがまた見逃せない。

前作に比べると登場する国、勢力が多く、物語としては若干取っ付きにくい。整理しながら進まないとすぐ今の物語の状況が分からなくなってしまってそこそこ頭使いました。
その分、ここの国がこういう状況でここと開戦間近とか、この国はこういう状況で今後が危ないからこう動こうとしているとか国同士の動き、情勢がリアル。


前半はギャグ寄り…いやアニメみたいなノリが多く、キャラの表情を色々いじったのは2ならではの挑戦。これとか。

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ただ、若干ノリが過ぎるというか、ちょっとした下ネタ要素の入れ方があんまりよくなかった。

ホムラのプロポーションとかハナJKの胸が揺れるとか、戦うのにそんな格好はあり得ないだろ!と言った要素はこのゲームに限らず、マンガ、アニメ、その他のゲームなどでもよくあるシチュエーションなので構わないのですが、亀さんの頭の件は若干引いたなぁ。
どうせエロ要素に走るならもっとカメラワークこだわれるとか思いっきり走ってほしかった。


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一方で後半は前半の雰囲気はどこへやら。SFのような世界観に。ここは若干ゼノクロ風といえば伝わるかな。

ネタバレにはまだ早いので踏み込んだことは書けませんが、伏線の回収や後半になって判明することも多く、先へ先へ進みたくなる、続きが気になるワクワク感はやっぱり作り方が上手だからこそ。


・フィールド

世界観はほぼストーリーで書いたとおりですが、
ゼノブレイドといえば広大な世界

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今作も健在でフィールドを駆け回る楽しさ、アルスによって違う景色、明らかに意識して作られた高低差。
高い場所から遠くを眺めた時の「あそこには何があるんだろう」というワクワク感はゼルダに通ずるものもあります。
ここまで冒険感を感じられるフィールドはやはりそうそうない。


前作にプラスされて今回は雲海の満ち引きがあるので、行ける場所が期間によって変わるのも世界観を感じられて良かった。

特に面白いなと思ったのは小型のアルスが複数繋がってなりたっているリベラリタス島嶼群
島嶼は平たく言うと島々。

他のアルスに比べると密度はないものの、雲海を見渡せる見通しの良さは恐らくアルスの中でも一番。


ゼノブレでは高いところからわざと飛び降りたり、ゼノクロは登山ゲーとか言われていましたが、
それに合わせて1つだけ気になったとすれば、ジャンプの低さと着地硬直

ジャンプするたびに移動が止まるのがちょっと残念。

ジャンプが低いのはフィールドデザイン上仕方ない…。と言うより、ゼノクロのジャンプが驚異的だったと言うべきか。
まあ、それでもゼノブレくらい欲しい。

フィールドスキルも探索面では面白かったものの、ものによってはないとメインストーリーを一時中断せざるを得ないものもあって次回作でも取り入れるのであればバランス調整がほしいところ。
ただ、コモンブレイドも意外と重要なフィールドスキル持ってたりするので、クリスタル砕きまくっていると割と突破できます。


・戦闘

戦闘はゼノブレイド2ダイレクトを観た人ならお分かりの通り結構複雑。






チュートリアルも"1回しか言わないからちゃんと覚えろよ!!"と前置きがないわりに、1回しか言わないので慣れて体で覚えろなスパルタ教育。

基本はアーツ、必殺技の繰り返しで、放つタイミングなどでコンボが決まったりします。
コンボで属性玉を付けて、チェインアタックで属性玉を砕くことで大ダメージを与える。
ダウンとってライジングスマッシュの流れも爽快。

チェインアタック中に属性玉を多く割ることで起こるフルバーストがとても強力でかわいそうなくらいオーバーキル出来るのも気持ちいい。
オーバーキルは経験値ボーナスももらえるので起こすことによるメリットも大きい。

複雑だからこそ慣れた時の嬉しさは大きく、とにかく戦闘は楽しいの一言。

序盤はアーツ適当に放つだけでも勝てる戦闘が多いのですが、終盤はちゃんと道筋立てて攻略していかないとボッコボコにされて涙目になります。

コンボをどう繋げるか、属性玉何個つけるところまで粘るか・・・某氏のリスクとリターン理論が良い感じに当てはまる戦闘システムなのでは。

バフはコンボをレベル3まで決めると発生。デバフはブレイドが放ってくれます。指示は出来ないけど、特に困ることはなかった。


・BGM

BGMは前作メンバー+α。相変わらずいい曲ばかりで監督の指示が上手なのか音楽家のセンスがいいのか分かりませんが、とにかく盛り上げ上手。

明らかに前作を意識していて、Counterattackは前作敵との対峙の雰囲気を維持しつつもさらに磨き上げた名曲。







・パーティメンバー

今作はニア、トラ、他数名のキャラが仲間になりますが、前作に比べると重要な秘密を抱えたメンバーが多いです。
それは物語に関わってくる重要なものだったり、直接的には関係ないけど実は重要な立場の人間だったり。
一応、伏線が張られているので明かされたときに「あの時言ってたコトってこれだったのか…」とはなりました。

メンバーだけでなく、当然そのブレイドの方々もいるので登場人物として数えると前作よりも遥かに多い。
初めからパートナーのブレイド(ニアでいうところのビャッコ等)はメインで回収されるのもありましたが、クリスタル砕くことで登場するブレイドはサブでの回収がほとんど。

ブレイドに限らず、パーティメンバーもサブクエストで見えてくる人間性があるので、登場人物はむしろ多すぎるくらい。みんな濃い。


・ブレイド

上に続く内容ではありますが。

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スマホゲームを意識してかブレイドのデザインは複数デザイナーが起用され、その方々の絵をそのまま使っていることで絵柄の統一性がない。
この点は結構批判している人も多いのですが、私はそんなに統一しろよとか不満には思わなかったかな。

というのも、個人的にここは気になるポイントでもなく、実際に3Dモデルにおこされているのを見ると統一性が感じられ違和感がなかったので。
サブクエストもそれぞれに用意されていて、これもまた大ボリューム。手抜きは感じられません。

加入方法はアイテムを使うことでランダムに手に入る、いわゆるガチャシステム。
これ自体は面白い手法で、毎回クリスタルを砕くのが楽しいです。

が、如何せん演出が長いのと1個ずつしか砕けない!ここだけどうにかしてほしい。



・UI

ゼノブレイド2は最高のゲームなのですが、ここが一番不満。

ゼノクロはやたら字が小さくて、視力検査を思い出しながら遊んだものですが、その声が届いたのかゼノブレ2は意識したかのようにフォントサイズが良心的。

あ、ちゃんとユーザーの意見取り入れてるな。

・・・と、思ったのもつかの間、マップは見にくいし、ソートも使いにくいし、ゲームのシステム面理解のためにも重要なチュートリアルは前述の通り1回しか読めない。
スキップトラベルに関してはアプデで改善されたものの、まだまだ気になる点も多く、これら全てがテストプレイで気付きそうなものばかり。

ゼノブレの時もゼノクロの時もUI面は色々思うところがあり、もしかしてこれ偉い人の趣味で意図的にやってる・・・?なんて思ってしまったり。


・その他

今作はゼノブレイドという非常に大きな壁があります。
大抵のシリーズは2で落ち、1がいかに至高の出来だったか実感するものですが、ゼノブレも例外ではなく、やはり1の存在が大きすぎた。

2は決して落ちてなく、久々にどっぷり遊べた非常にお勧めしたいし感動したゲームなのですが、個人的に1は超えてない。

戦闘システムやフィールドは、どれもゼノブレ並かそれ以上、もしくはしっかりと差別化されていて比較のしようがないです。

となると、その理由はやはりストーリー

前作は幼馴染みを殺された主人公シュルクが復讐に向かうことから始まり、終盤である真実にたどり着き、目的が一変、大どんでん返しが起こる作りになっていました。

今作はそれが弱い。
途中レックスは精神的にも肉体的にもどん底に落とされるのですが、そこからの復帰が割と早い。

なぜ早いかって答えを見付けるのが早いからで、"これからどうするんだろう"と思っていたらすぐにゴールが見えてしまい、展開も予想できてしまったところが大きいです。


それだけ、ゼノブレイドのシナリオが完成度の高かったものだという証明でもあるのですが。


・最後に

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不満な点も書いたけど、やはりお勧めしたい1本であることに変わりはありません。


ストーリーもゼノブレイドとの繋がりを意識したところも見られるので、前作経験者にはゼノブレイド2を。
前作未経験ではじめて今作を遊んだならぜひ前作にも触れてもらいたいです。

全然話題に出してないけど、WiiUのゼノクロもお勧め。ただ、他2作との繋がりはほぼないので2作関係なく遊んでもらいたいです。



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